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  ●ゴルフのレッスン漫画
「担ぎ屋どおも」からゴルフの技を学ぶ

2011.9.11より記載を始める。12/1で完結

長期連載の
元プロゴルファー
坂田信彦原作の漫画

「風の大地」は 
ゴルフ界の表裏の話がよく分かり
研修生が
プロゴルファーに育っていく過程が 
とても面白い。

いつの間にか56巻まで読んでしまった。
早く続きが見たい。

57巻目の新刊が待ち遠しい。

さらに、
ゴルフのレベルアップにつながる
実践向きの漫画も探していた



見つけたのが連載レッスン漫画
「担ぎ屋どおも」だった。


この漫画は、
プロの道を断念し天性の洞察力を持つ
天才ゴルファー堂本潔(39才)が、
新人女子プロ 
森下 梢
(19才)の担ぎ屋(キャディ)を
することになる。

彼女のキャディで
生きることを決意し
彼女を鍛え成長させていく物語。



堂本なので「どおも」と挨拶するのでタイトルとなる。

読んで使える
ゴルフのヒントが満載で
とても役にたった漫画だ。


この本から
学んだことをランダムに
メモしていきたい。
参考になれば幸いです。

この漫画
も2007年の秋からデビューし
今年で4年目ベストセラーのようだ。

これも「風の大地」と同じように読み続けよう。


完結
 
 ●梢は初参加でベテランゴルファー麗を
  プレーオフの末見事撃破し初優勝した。
  担ぎ屋どおもの奇抜な指導が実を結び
  梢を立派に育成さした。
  この11巻目で完結となった。


 全巻を通して梢から学んだことは、
   
   1)ラウンド後 反省すること(良かった点、悪かった点)
  
   2)人からのアドバイスは素直に謙虚に受けること
     (自分に合うかを考える)
  
   3)人の技を研究すること
     (同伴プレーヤーのスイングをよく見ておく)
   
   4)ミスに対して何故かを考え練習すること


   ゴルフのルールやスイング、攻略法等 幅広く教えてくれた。
   いい漫画に出会えてよかった。


 
2011.9.28現在で11巻発売を待つ。
 ●ドローンボールの打ち方

 
・ドローンボールとは、急激に上がらず
  山や坂にそって飛ぶ球のこと。

 ・ティアップの高さを通常の2倍にする。

 ・ボール位置はいつもより左足よりにする。

 ・ヘッドはいつもの位置にセットする。
  
 ・この構えでアッパー軌道で振り抜くと高弾道低スピン
  のドローンとした球筋になる。 
 
2011.9.28記
 ●高い球を打つとき(低い球はこの逆)

 ・ティを少し高め。
  ボール位置は左足つま先線上。

  構えたとき体の角度をやや右に倒すようにする。

  左肩を高く右肩を低くする構え。

 ・人間の感覚に備わっている調節機能で、
  多少の高低差なら
  スイングは同じでも
  目線を変えるだけで自然と弾道は変わる。

 ・打つ前に一度打ちたい高さに目線をやってから構えて打つ。

 ・フォロースルーでクラブと体が引っ張り合いヘッドは左肩より高くなる。
   
 グリーン周りのアプローチは
   AWやPWだけを使うのは能がない。

   打って転がすアプローチには 
   6I、7I、8I、9Iを上手に使いこなすこと。

 ・フェースの角度(ロフト)が変わるので打ち出し角度がかわり
  ボールの転がり方が変わる。

  ●AWやPW   ピッチ1 に対してランが 

  ●9番アイアン ピッチ1 に対してランが 

  ●8番アイアン ピッチ1 に対してランが 

  ●7番アイアン ピッチ1 に対してランが 

 ・最も失敗が少ないのは転がし。
  転がせる状態なら転がした方がよい。
 
  それを見極めて臨機応変のクラブ選択をする。
  距離感は練習で掴む。

 ・ラフからのアプローチは
  角度が立つとラフの抵抗があるので
  角度のあるAWやPWでよい。


  ●ディボット跡のボールの打ち方
   左足体重、グリップは短く持つ、ボールは右足寄り

   ボールをクリーンに打つには
   上から打ち込める構えをする。

   テークバックで手首のコックを使って
   クラブを高く上げて鋭角に打つ。

 
ショートホールの距離感
   背景に惑わされるな。錯覚する。

   同じ距離のあるホールでも背景の木が小さければ近くに見える。

   逆に大きい木が後ろにあれば遠くに見える。

   ピンの後ろが、空しか見えないときは実際より近くに見える。

   ショートしてしまうのでクラブの距離を信じて打つ。
 
  グリーンの手前にバンカーを置くと距離が短く感じる。

   ラフの芝にボールが浮いていたら
   ヘッドが芝の上を滑るように横から
   払い打つ。

 ・ボールが半分以上沈んでいたら
  アドレスで左体重にして
  フェースを少し右に開いて打つと芝にひっかからない。

 ●18Hを3ホール毎に6つに区切る。
   その中でどれか一つを息抜きとして気力と集中力を蓄える。

   1ホールでバーディが取れたら2Hと3Hは息抜きと考える。

 ・失敗も成功も
  3ホール毎に忘れてリフレッシュ出来る。

  精神的に安定したいいプレーができる。
   
 FWのディボットにあるボールを打つ場合には、
   小さなバンカーと思って打つ。
 
  いつもよりボールを5〜6cm右に置きハンドファースト
  に構えてフェースをかぶせて打つ。


 ・ミスがミスを呼んで
 深みにはまることがある。

 

  そんなときは 自信のあるクラブを持ってゆっくり振って打つ。

  自信を取り戻しミスを減らすこと。

   
 ノーマルなドライバーの打ち方は、
  ボール位置を 
  左かかと内側(左脇前)に置いて、
 
  4:6の割合で右足に体重をかけて構える。

  しかし、
  低い弾道を打つ場合
は、ティを低めにしてボール位置も

  1個分右に寄せて、
  体重は5:5で構えて打つ。
  フォローも低くする。 

 ●イン サイド アウトで打つと
  左曲がりのスピン
がかかる。
  ほうきで掃くように
  インサイドイン軌道で7cm真っ直ぐホローする
  とストレートに打てる。

 ●ミスの対処
  ミスを取り返そうと無理すると、
  さらなるミスを犯し
  大叩きのスパイラルに陥る。
  自分のゴルフを貫くこと。

 ●同伴競技者のパッティングを見ることで
  ボールの曲がり具合を
  確かめることができる。

  パターを強めに打つ人か、合わせるタイプなのかを見極める。

  距離を合わせるタイプの打ち方をする人が参考になる。

  ボールに勢いがなくなると傾斜の低い方に落ちていくので
  参考になる。

 
   
 ・スイングアークが大きいと遠心力が加わりより飛距離がでる。

 ●低く止めるボールの打ち方
  通常の構えより左足体重にして
  スイング軸を傾けボールを
  右足寄りに置いてフォローを取らずに
  パンチショット的に打つ。

 ●カップには入り口が
 
 前、後、左、右と4つある。

  自分がどの入り口から入れるかを明確にして打つこと。

  入り口を意識しないで
  漠然と打っていたのでは上達しない。

 ・怒りは注意力を散漫にするだけでなく、
  興奮と緊張を増大させる。

  いかに早く発散さして忘れるかが大事。

  10秒以内に忘れること。

 ●スピンコントロールの練習は、
   ボールをティアップして打つこと。

  ティアップして打つと つま先上がりの状態なので上から打ち込もうと
  せず横から払うように打つ。

 ●芝目は
  水の流れに沿って
  高い方から低い方に向かって順目となる。


  なので 山に向かっては逆目、海や谷に向かっては順目となる。

  大切なことは カップまでのグリーンの傾斜を見抜くこと。

 
   
 ・プロとアマチュアの違いは、
  良いイメージは残し悪いイメージは消去する。 

 ●ボールが右に行くのを嫌って左を向くと余計に体が開き
  シャンクが出る。

  スタンスをクローズに構えて打つことである。

  ・一度シャンクするとボールの行方が気になり
   インパクトの時早く体が起き上がって手元が上がる。


 ●シャンクが出るのは
  インサイドインにクラブが振れてる証拠。

  初心者はアウトサイドインに振るので出ない。
  シャンクは一度出ると連鎖的に出る。

  原因は100以上あり人によって異なるので
  根本の原因はわからない。

  シャンク地獄。

  主にアマチュアの場合は、
  体が起き上がり手元が浮き上がるので、
  クラブの先が下がって振り遅れ根っこに当たりシャンクする。

 
 ・人間一度うまくいくと
  次は極端にやってしまう習性
がある。
   こだわりすぎると有害になる。


 ●グリーンでの順目は 転がるだけでなくボールを止めずに弾く。

 ・自身の体感以外に
  周囲の状況やパートナーのプレーなど
  情報を分析計算し自分のプレーに反映させる。


 ・アマチュアでもキャディと打ち解けられると
  気分と共にリズム
もよくなる。

 ・傾斜を見て構えて
  いいスイングをしたつもりでも目標を外す時がある
  感覚と実際のずれを常に意識する。

 ・ゴルフとは、対スコア 対コースの戦いだけでなく
  
パートナーからの影響もさけられない。

  プレーヤーの存在感の大きさに正比例する。
  目をそらすとストレスが溜まり自分のゴルフが出来なくなる。


  ・番手を落として刻む安全策が常に正しいとは限らない。

  プラス思考かマイナス思考か自分自身で決める


 
   

 ●パターの距離感は3秒で消える

   カップから目を切ったら3秒以内にテークバックせよ。

 ●スイングのリズムは2拍子
   リズムの早さは人によって異なる。
   自分の歩く速さを基準にする。

  ・人のスイングは参考にしてもよいが、
   まねしてはいけない
   まねすると鋳型にはまり自分の能力が引き出せない。
   上達しない。

 ・梢はショットの時
  「あっち いけぇ」と2拍子で打っている。

  発声打法は集中力を高める。また息を吐くとき力がでる。

 ・パッティングの練習も1つのカップで繰り返すよりも、
  次々と目標を
  変えて距離を直感的に掴むことが大切。


 ・練習ではスイングチェックだけでなく
  自分の肉体にあったリズムを作る訓練が必要である。


 
  ●ゴルフの漫画
「風の大地」を愛読している。
2011.7.6記 2011.9.3記 2012.4.9記


最新版54巻も購入し読み終えた。
ゴルフの戦略や裏話が勉強になった。
55巻目の発売

2012.4.4に発売された。




●動 機
7年前、小学校4年生なった
孫の優希に夏休みをきっかけにゴルフを習わせた。

習わせると同時に
さらに意欲と刺激を与えるため

ゴルフに関する漫画を探して読ませることにした

子供用のゴルファーのサクセスストーリー
坂田信弘原作「ダンドー」が人気があった。

思い切って30冊以上のセットものを買い与えた。

とても興味を持って読んでくれて
ゴルフへの姿勢が変わっていった。

その時、同時に見つけたのが
大人用に発売されていた「風の大地」だった。

毎月1冊づつ
本屋から届けられるのが楽しみになった。

13巻まで届けられたが
残念ながら本屋が倒産していまった。
それきりになった。

そして7年経過した。

本棚に13冊が眠ったままだった。

今年の5月。
ゴルフ練習場で
仲の良い友達が体調を崩してゴルフが出来なくなった。

自宅で時間を持てあましていると
聞いてとても気の毒に思った。

何か自宅で楽しませてあげる方法がないかと考えた。

そして思いついたのが
本棚に並んでいる「風の大地」だった。

それを次々と貸してあげた。

面白いと大変喜ばれ本が話題になった。

●継続して買い足す

私もまた読んでみたくなって
14巻以上も発売されているか調べた。

現在もゴルフ雑誌に掲載中で
52巻目の単行本が発売されていることを知った。

びっくりした。超ロングセラーだ。

そしてまた続きを読んでみたくなった。

まともに買えば1冊530円なので高く付く。

そこで枚方市の
古本市場やBOOK-OFFに立ち寄って探してみた。
あった。

20巻代は100円で
それ以上は350円で安く売っていることがわかった。

そこで揃えるだけ揃えてみた。

抜けているものはインターネットで調べ購入した。

やはり古本なので全巻は揃えられなかった。

でも14巻から36巻まで何とか揃えることができた。

本棚に並べてみると壮観だった。

 
第1巻
 
本棚に並べた一部
 
第36巻目

 原作・原画    
 熊本出身で家庭の都合で京大中退。自衛隊出身、
元プロゴルファー。レッスンプロに転向
厳しい指導で有名な坂田ジュニアゴルフ塾を開校している
その坂田信弘氏が原作を書き、
漫画は、はかざま鋭二氏 だった。
漫画雑誌「ビックコミック」に
1990年から20年以上に亘って連載
されている
人気漫画だったことがわかった。
 あらまし  
24才でプロゴルファーになった沖田圭介が、恵まれた体と熱心な
練習、人柄の良さでよい人との出会いによって成長していく。
メジャートーナメントで大活躍していくサクセスストーリー。
 
 沖田圭介 
主人公。家庭の事情から京都大学を中退し、24才で東北の鹿沼
CCの研修生として所属する。多くの協力者と持ち前の努力でゴルフ
を初めて、わずか1年でプロテストに合格する。
アジアサーキット、タイオープン、全英オープン、全米プロ、オランダ
、ドバイ等国際試合で準優勝や優勝をして輝かしい戦績を残していく。 
感 想 
毎巻ハラハラドキドキで推理小説的にぐいぐい引き込まれる。
とても面白くて役に立つ漫画に出会った。ゴルフ界の裏表がわかり

プロゴルファーの世界、ゴルファーの人間模様、あくなき努力と鍛錬
ゴルフ界の裏話、選手同士の戦いの駆け引き、
知らなかったルールや練習の方法、役立つアドバイス等々
実践向きの知識や話題が豊富だ。

少し難を言えば、一つの出来事を頁をさいて引き延ばしていることだ。
雑誌連載漫画なのでしかたがないのかも知れない。

この年になって
漫画に夢中になるなんて思ってもみなかった
しかし、読むと
私のゴルフ人生を励まし前向きにしてくれている。
元気を貰いこの漫画に出会ってよかったと思っている。


恐らく、完結するまで買い続けることでしょう。