中部銀次郎の本からゴルフを学ぶ | |||
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A上達を阻むものは虚栄心 2012.9.11記 |
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人より飛ばない、見てくれが悪いなんて スコアとは何の関係もない |
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人より飛ばしたいと思うのは虚栄なんです。 ショートホールで 相手が何番を持って打ったか。 気になる。 相手が5番なら自分は6番で打って 相手より小さいクラブで打って 相手より飛ぶことを印象づけたい。 そんな時の結果は 相手よりスコアがよいかといえば そうではない場合が多い。 このような 虚栄は絶対的に上達の邪魔します。 かっこ良く、 きれいに、 いいスコアを願えば願うほど 願う通りにいかないものです。 ボールなんて 人より飛ばなくてもいいんです。 上がってなんぼの 遊びなので飛ばないことを 気にすることはひとつもない。 要するに スコアがよければいいのです。 コンペで 一番ホールを一番で打つ場合、 ドライバーが 苦手ならドライバーを 使わなければいいのです。 スプーンに自信があれば スプーンで打てばいいのです。 虚栄を持つ人は ティショットを スプーンを使うことを 恥だと思ってますから あえて苦手なドライバーを持ってしまう。 パートナーを 意識せず自分の 自信のあるクラブで打つことです。 虚栄に勝つには 日頃からの心の訓練しかない。 人より飛距離が出ない、 見てくれが悪い そんなことは スコアには 何の関係もないのです。 |
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B悔やんでスコアは良くなるか 2012.9.12記 |
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ミスしたら素早く気持ちを切り換え、最悪の状況を想定すべし |
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ミスショットして 大叩きすると頭にカーと血が上り、 冷静な状況判断が出来なくなる。 そして、 次のホールでもミスを重ねてしまう。 このような悪循環は、 早く断ち切らないと いつまでたってもいい スコアであがれない。 例えば、 400Yのミドルホールで 7を叩いても 「よく7で収まってくれた」と 感謝の気持ちを 持つことが必要だ。 例えば、 ドライバーをチョロして 20Yしか飛ばなかった。 頭に血が上ります。 頭にきます。 しかし腹が立った状態は 直ぐには収まりません。 収まるまで時間がかかります。 20Y先だと直ぐに着いてしまって 腹立たしい気持ちが収まる前に着いてしまう。 そして 「少しでも距離を稼いでやろう」 「早くこのみじめな状況から逃れよう」 という心理が働き冷静さを失います。 正しいアドレスを チェックする余裕すら 無いので混沌とした状態で打つ。 また、 ミスを繰り返しミスの連鎖が起こります。 それを 「チョロだったが良く前に飛んでくれた。 それでいいんじゃないか。 残り380Yになった前に進んでくれただけ有り難い」と 思えば冷静になれる可能性があります。 ゴルフは 失敗がつきものなのです。 スコアは ミスショットの上に成り立っています。 ミスして当たり前なのに 何故腹を立てるのか。 20YでもFWをキープしていれば有り難いことです。 250Y飛んだけれど林の中に入って 出口のない木の密集した中から打ち 1回や2回で出せないよりは はるかにいいと思う。 感謝する気持ちは ひとつの気持ちの 切り替えで断ち切りる手段です。 ゴルフは 断ち切りの早い人が早く上手になれます。 気持ちを引きずったまま ホールを重ねると いい結果にはならない。 |
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Cコースで効果の表れない練習は不要 2012.9.14記 |
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ショットの成否を見極めるのが練習の目的です |
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機械的にボールを 打つだけの練習なら止めた方がよい。 時間の無駄。 練習場では 練習の目標を決めて打つべきである。 ミスショットが出たら何故出たか? ナイスショットが出たら何故出たか? どのような状態の時に それが出たのかを 分かれば直すことが出来ます。 それを自分の練習ガイドとして 作っておくことが上達への道である。 |