CQ誌 2009年7月号掲載記事の工作

 7MHz CW送信機の製作奮闘記

 2009.7.1 組み立て開始 〜 2009.7.17 完成

CQ誌を本屋で立ち読みしていた。
数年ぶりに購入した。

理由は、
基盤付きの送信機の製作記事が掲載されていたからだ。

その記事を見て無性に
送信機を作りたい
電子工作がしたいと思う気持ちが起こった。



電子工作をするのは、数年ぶり。
うまく動作するかどうかわからないが
童心に返ってチャレンジ

することにした。

個人で必要な部品を入手するのは
大変なので
「マルツパーツ館」の製作キットを購入した。

1)  7MHz CW QRP送信機製作部品基本セット   1680円(税込) PK-CQ090701 
2)  7MHz CW送信機専用専用ケース  3150円(税込) PK-CQ090702
 ・送料は全国一律 472円だった。   

(マルツ パーツ館 WEB SHOP 0776−22−0504)


パソコンで注文し、
料金もパソコンで振り込んだ。
2日後に佐川急便で届いた。


余りにも早く届いたのでびっくりした。


●これから、
工作にどれくらいの時間が
かかるかわからないが

「じっくり」「ゆっくり」「楽しみながら」

少しずつ
製作にかかろうと思った。

以下 工作過程を順次紹介します。



 ●スクロールさせて一番下からお読み下さい。

 工作10回目 2009.7.17(金) 

●ついに完成する。

どこの局と交信出来るかが楽しみである。


17日間かかってやっと完成。

CQを出してみたが
今の時間帯では
コンディションが悪く応答局なく明日迄待とう。

(トリーマーコンデンサーで7002.13KHzに再調整する。)

ミニワットで
どこまで届くか楽しみである。


 
 
●キャリブレーションを
取ってテスト電波を出してみた。
何とか発射していた。


●正規の外部アンテナと
アイコムのトランシーバーIC-765PRO3を接続する。


 
●M型とBNCを同軸ケーブルに半田付けする。
 

●アンテナと受信機に接続するケーブルがなかったので
マルツパーツ館に注文した。
翌日下記のパーツが到着した。信頼の出来るお店だ。

 

<注文したパーツ>

1)3D2V同軸ケーブ     5m 213円   1065円
2)M型ケーブルジャック  2個 882円    1764円 
3)BNC型ケーブルプラグ 2個 409円     818円 

 
工作9回目 2009.7.15(水) 
第2段階も 成功!
アルミケースに収納
電波発射近し。
 
 

 ●あとは、アマ無線のアンテナと受信機に接続すればよいことになる。

接続するための
、部品や同軸ケーブルがなかったので
本格テストが出来なかった。

本日、インターネットでマルツパーツ館に
必要なケーブルやジャックプラグ部品を注文した。

いよいよ電波の発射も間近い。
部品到着が待ち遠しい。

CQを出して第一号の交信の相手局が誰になるか楽しみだ。


●電鍵をつないで打電してみた。

リレーがカチカチと音がした。

第2段階も成功したように思う。

(ワクワクしてまーす。)


 

●基板とアルミケースに
取り付けた各部品と結線した。


 

●基板を取り付けたところ
 

<上段> 左から 外部ANT用BNCコネクタ / 受信機用BNCコネクタタ / 12V用DCジャック


<下段> 左から キャリブレーション用2回路2接点 / 電鍵用KEYジャック 

 

●アルミケースキットを公開。
11種類13点入ってました。

・小型トグルスイッチ2回路2接点 ・BNCコネクタ 丸座BR 2個 ・スイッチングダイオード 2個

・3.5mm2極イヤホンジャック ・3.5mmイヤホンプラグ ・電源用2.1mmDCジャック ・電源用2.1mmDCプラグ

・同軸ケーブル 30cm ・赤色0.3mmビニール線 ・黒色0.3mmビニール線 が挿入されていた。

 
 
 工作8回目 2009.7.12(日) 
第1段階 成功!通電し調整し送信電波確認
 

●第2段階は、
実用的に使用できるよう
ケースにまとめる作業にかかる。

 
 
●工作した送信機で電波を発射し
ICOMのトランシーバーで
送信電波の受信を確認する。

トリーマーコンデンサーの調整で
7001KHzで受信できた。



●セラミック トリマーコンデンサに
ドライバーを入れて
右方向にゆっくり回す。


 

●ダイアルを静かに回すとピーという音が聞こえた。

無調整で7000.46KHzで
送信されていた。

感激!!

 

●電源電圧12Vで送信時の消費電流を測定。
約75mA流れていた。

効率40%として
約300mWの
送信出力が出ていることになる?


 

 ●送信出力を測る。

ANT端子に51Ωのダミー抵抗を付けて出力電流を測定する。


 
VXOの発信
約13mAの電流が流れ正常に動作した。


 


 ●CQ誌48頁の
結線通り接続をし
各電流をテスターで測定する。



 
●電源器は、
10年くらい前に作った5Aのものを
引っ張り出し実験に使用した。


 

工作7回目
 2009.7.11(土) 
  ●ブレークイン回路を結線し
半田付け
作業を全て完了  


●約10日間で
ゆっくり半田付け作業をして、
やっと
完成した。

再度、接続を見直して
間違いないか確認した。

●次は、通電して動作確認の作業に入ろう。


 
 

●フルブレークイン回路
(リレー/TR/ダイオード/抵抗2個)
半田付け完了

 
 
 
工作6回目
 2009.7.10(金) 
●ヘッドピンの取り付け
 

 
●ヘッダーピン10カ所を半田付けした。
基板がだいぶ賑やかになってきた。

残りは、
右下のリレーを取り付ける
フルブレークイン回路だけとなった。

もう少しだ。

成功を祈る。!


 
 

●ヘッダーピンを
基盤の穴に入れると
グラグラするので
指で押さえながら
裏から
押さえていない方の
ピンを半田付けして

固定してから
もう一方を半田付けした。

 
 
工作5回目
 2009.7.5(日) 
●コンデンサーの取り付け


 
 

●コンデンサーを
付けたので少し賑やかになってきた。

楽しみになってきた。

 
 
●配線図の黄色のマーキングの
ところが、結線完了の箇所です。


1)積層セラミックコンデンサーは、
表示文字 が小さく極めて読みづらい。

拡大鏡を使い
明るいところで見てやっと文字が確認できた。

2)間違えてはいけないので
C1〜C10迄、
ポストイットに値を書いて貼り
間違いないようにした。




工作4回目 2009.7.4(土) 

●抵抗を取り付け
た 

 

●カラーコードが
見づらく色がわからない。
テスターでいちいち値を
確認しながら半田付けしていった。



●配線図上に
結線済みの箇所を
黄色でマーキングしていった。 


工作3回目
 2009.7.3(金) 
●主要パーツの半田付け開始
 

 
 

●応接間の和机を私の工作現場にした。

 


・抵抗のカラーコードが、
小さくて見づらいので
テスターで
抵抗値を確認しながら取り付けた。


今のところ特に難しいところはないが、
トランジスターのE,C,Bを
間違えないようにすることと、

L2のバイファイラ巻きのセンター線が
二重になって太くなっている為 
基盤の穴に通しにくかった。

 
2009.7.2の状況

工作2回目 2009.7.2(木) 

●コイルの製作
 をする 


●今日は、
ポリウレタン線被覆銅線0.4mmを
指示通りに切断して、

4つの トロイダルコアに
線を巻いて

コイルを完成させました
 
 


L3とL4の線が
二重に見えていますが、
1本はフラッシュによる陰です。

慣れてないので
4つ巻くのに1時間位かかりました。

 

●慎重に巻きました。


●2009.7.1(水) 
●パーツ購入 
到着し開梱する
 
●専用ケースキット 
 



●ケースキットに付属していた部品


 

●部品基本キット 
 


●部品キットに付属していた部品 



●CQ誌に
付録されていた回路基板
 →

 

<表面>
 

<裏面>

●2009年7月1日 組み立て作業開始 がんばります。